スマート書記 AIアシスト利用ガイドライン

スマート書記の AI アシストは、生成 AI 等の先進的な AI 技術を用いて提供されます。全てのユーザーが安心して適切に本機能を利用できるように、ガイドラインを設けています。スマート書記の AI アシストを利用する前に、本ガイドラインをご確認ください。

ご不明な点がある場合は、スマート書記サポートまでお問い合わせください。

責任ある AI に関するポリシー

スマート書記の AI アシストで用いられる AI 技術は、実験的な機能を含んでいます。これによって高度な処理を実現し、お客様のサービス利用に対して大きな利点を提供します。しかし、AI の利用は、倫理的な問題やプライバシー、セキュリティーなどにおいて、意図せずに社会や個人に深刻な影響を与える潜在的なリスクを抱えています。責任ある AI に関するポリシーでは、これらのリスクを低減するための指針を示します。

理解・結果の解釈

AI アシストは、生成 AI 等の AI 技術を利用して、人間がプログラムしたアルゴリズムに基づいて動作するものです。処理結果は AI によって自動的に生成されますが、それが常に正確であることを保障しません。AI による処理結果や提案内容は参考情報の一つであり、必ずしも適切な回答やアクションを示しているわけではありません。ユーザー自身がその内容を理解し、自身の判断と責任に基づいて行動する必要があります。

AI によって処理された結果は、完璧と思わず、必ずユーザー自身で正当性や正確性を確認した上で利用してください。

目的に対する適切な利用

スマート書記の AI アシストは「議事録などのドキュメント作成」を目的に開発し、提供しています。それ以外の目的での利用や、議事録などのドキュメント作成に関係のない情報は入力してはなりません。目的外の利用が確認された場合、やむを得ず AI アシストの機能提供を一時停止、または停止する場合があります。

次に目的外利用の一例を記載します。

  1. AI に与えられた処理を解析または侵害する行為(プロンプトインジェクションなど)
  2. 第三者の権利を侵害する行為 (著作物の複製など)
  3. 公序良俗に反する行為
  4. そのほか運営が不適切だと判断するもの

倫理とマナー

個人や社会に害を及ぼす可能性のあるコンテンツの入力や生成は禁止されています。次に示す例に該当するデータを用いて、AI アシストを利用してはなりません。

  1. 虐待: 法律で禁止されているかどうかに関わらず、児童虐待やグルーミング、人身売買、商業目的での性的サービスを説明、促進、または宣伝する内容。
  2. 自傷: 個人の自傷行為や命を断つことに関して説明、促進、賞賛、または美化する内容。
  3. 暴力: 暴力的な脅迫や扇動、他者への暴力、テロ組織、テロ行為を賞賛、支持、奨励、支援、または促進する内容。
  4. 差別: 実際、または認識に関わらず、人種、民族、出身国、性別、性自認、性的指向、所属宗教、年齢などの特性に基づいて、個人やグループを攻撃、中傷、脅迫、貶め、または排除する内容。
  5. 虚偽: 健康、安全、選挙の誠実さ、市民参加に関する欺瞞的または虚偽のコンテンツなど、意図的に欺瞞的で公共の利益に悪影響を与える可能性のある内容。および明示的な許可なく個人、企業、政府機関、団体からのものであると主張する内容。
  6. その他: その他公序良俗に反する内容。

このような不適切な内容を AI で処理した場合、やむを得ず AI アシストの機能提供を一時停止、または停止する場合があります。

学習とアップデート

AI 技術は日々進歩しており、特に生成 AI を取り巻く環境は常に変化しています。スマート書記の AI アシストでは、できる限りわかりやすく安全に利用できるように提供しますが、各業界に関する規則や事実的な標準、法的な条件等を遵守できることを保障するものではありません。AI アシストを利用するユーザー自身でも、AI に関する最新の情報を学習いただき、適切な利用を行えるようにご協力をお願いします。

リスクとセキュリティに関するポリシー

生成 AI などの AI 技術を用いた機能を利用する際に取り上げられる一般的なリスクは次のようなものがあります。


【一般的なリスク】

  1. AI に対する入力データ、または出力データが漏洩するリスク
  2. AIを利用して生成した成果物が著作権を侵害するリスク

スマート書記では、これらのリスクに対して対策や方針を公開しています。

スマート書記の対策について

1.AI に対する入力データ、または出力データが漏洩するリスクへの対策と方針

  1. セキュリティ対策の実施
  2. スマート書記で実施しているセキュリティ対策についてはセキュリティに関するページをご確認ください。

  3. 高水準なセキュリティに対応していることを確認
  4. 利用する外部サービスについては、ISO 27001 や SOC 2 / 3 などの第三者認証を受けていることを確認しています。

  5. リスクアセスメントの実施
  6. スマート書記を運営するエピックベース株式会社では、AI 技術の利用に関するリスクアセスメントを実施し、特定された脆弱性に対して計画的な対策を実施しています。

  7. 法律遵守と規制遵守(日本国外ではご利用いただけません)
  8. スマート書記では、日本のユーザーのみなさまに安心してご利用いただけるように、日本国内での利用を前提として、サービスを開発・提供しています。そのため、日本国外での利用で生じたいかなる損害に対しても保証はいたしかねます。

2.AIを利用して生成した成果物が著作権を侵害するリスクへの対策と方針

  1. AIご利用ガイドラインの策定
  2. AIが生成した生成物に関して、著作権をどう扱うかについては現在議論が進んでいます。
    現在、生成 AI をはじめとする AI 技術に関する制限や権利に関しては、世界的に議論を進めている状況です。 スマート書記はビジネスにおける会議やインタビューでの利用を目的として開発しており、既存著作物と類似するものが生成される可能性が低いことを想定しています。AI によって処理された情報や結果は、ユーザー自身でその内容を評価し、利用してください。 こうした問題の発生リスクを低減するために、本ガイドラインを策定し公開しています。AI アシストを利用する場合は、必ず事前に内容を理解するようにお願いします。ガイドラインに関するご不明点は、スマート書記サポートまでお問い合わせください。