【目的別】おすすめのプロジェクト管理ツール12選!選び方・注意点も解説
この記事でわかること
- プロジェクト管理ツールの選び方と比較ポイント
- おすすめのプロジェクト管理ツール
- プロジェクト管理ツール導入時の注意点
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「無駄なタスクを削り、業務の効率化を図りたい」というお悩みから、職場のDX化について検討している方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが「プロジェクト管理ツール」です。「プロジェクト管理ツール」とは、プロジェクトの計画・実行にはじまり、経過の監視、そして完了までの一連の流れを効率的に管理するためのツールです。ツールを利用することで、プロジェクトに関わるメンバーが、タスクの進捗状況、スケジュール、リソース配分などをツールひとつで管理・把握できるようになります。
ただ、ひとくちにプロジェクト管理ツールといっても、市場には数多くのツールが存在し、また、ツールごとに特徴や機能が異なります。利用する人数や環境、導入目的、予算によって最適なツールは異なるため、プロジェクト管理ツールの種類や価格相場を知っておくことは重要です。
今回の記事では、プロジェクト管理ツールを導入し、業務を効率化したいとお考えの方のために、プロジェクト管理ツールの種類と価格相場、プロジェクト管理ツールの比較ポイント、おすすめのプロジェクト管理ツール、導入時の注意点などをご紹介します。
とにかくツールをまず知りたいという方は、ぜひ以下からご覧ください。おすすめツールとその特徴についてまとめています。
- 会議後のまとめ作業に時間がかかっている
- 会議中のメモが大変で追いつかない
- 議事録作成後の言った言わない問題の確認が大変
このような議事録に関するお悩みがあれば、ぜひ一度AI議事録サービス「スマート書記」をお試しください。
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プロジェクト管理ツールの代表的な種類紹介
プロジェクト管理ツールにはさまざまな種類がありますが、この記事では大きくタスク管理型、工数管理型、原価管理型の3つに分けてご紹介します。
まず、タスク管理型は、タスク管理やプロジェクト管理に強みを持つツールです。ツールによって機能は異なりますが、主にタスクの作成や割り当て、スケジュール管理、進捗情報の追跡、コメント機能やチャット機能によるコミュニケーションサポートなどが行えます。
次に、工数管理型は、各タスクやプロジェクトに費やした時間を記録・分析することで、プロジェクト全体の効率や生産性の把握に特化しています。主に、作業時間の記録や作業内容の分類、稼働時間の集計、生産性・稼働率の分析が行えます。
最後に、原価管理型は、プロジェクトのコストや予算の正確な把握・管理に特化しています。具体的には、予算設定と支出管理、原価のリアルタイム追跡、利益率やコスト配分の分析、請求書や見積書の管理といった機能があり、予算内でプロジェクトを完了させることを目的にしたツールです。
この他にも、更に細かな業務に特化したツールや、上記の種類の複合型のようなツールもあります。プロジェクト管理ツールを選ぶ際は、自社のニーズにあったサービスを選ぶようにしましょう。
プロジェクト管理ツールの選び方・比較ポイント
プロジェクト管理ツールの主な機能がわかったところで、数多くあるツールを選ぶ際の比較ポイントについて解説していきます。
登録メンバー数
ツールを使用するメンバー数は、ツールを選択する上でまずポイントになります。というのも、ツールを使う人数によって料金プランが異なってくるためです。個人利用の場合は、無料で使えるものもありますが、チームのメンバーが増えれば増えるほど、料金も比例して高くなります。
現在のチームメンバー数で使えるプランを選択するのはもちろんですが、もし将来的にメンバー数が増える可能性がある場合は、そのプランで使えるメンバー数に余裕があるツールを選択すると良いでしょう。
クラウド型かオンプレミス型か
クラウド型のツールは、インターネットを介して、サーバー上でデータが管理されます。ユーザーはインターネットに接続していれば、どこからでもアクセス可能なことが特徴です。導入の初期費用は少なく、スピーディに運用開始できます。セキュリティはプロバイダーに依存するため、どのようなセキュリティ対策が提供されているか確認することが必須です。
一方でオンプレミス型は、企業の自社サーバーやデータセンターにインストールされるタイプのものです。導入までに時間がかかり、初期費用から運用までコストはかかりますが、データが自社内に保管され、自社管理できるため、データ保護の側面ではコントロールしやすいことが特徴です。
クラウド型とオンプレミス型のどちらが適しているかは、企業の規模やセキュリティ要件、予算等によって判断すると良いでしょう。
料金プランと運用コスト
プロジェクト管理ツールを導入するにあたって、導入と運用にかかるコストが予算に見合っているのか、コストに見合った機能、かつ必要としている機能が提供されているかどうかを確認するようにしましょう。
プロジェクト管理ツールには、主に従量課金型と月額固定型の2つの課金体系があります。それぞれの簡単な特徴と価格相場は以下の通りです。
- 従量課金型
使用する人数や機能によって値段が変動する。おおむね1アカウントあたり月額500〜1500円が相場。ツールによっては利用人数(最低〇人から〜)が決められているものもある。
- 月額固定型
使用する人数に関係なく、一定の機能を利用するための価格が設定されている。月額1〜5万円が相場。月額固定型のツールにはユーザー数無制限のものが多く、大人数であるほど1人あたりの単価が割安になる。
導入時のみのコストだけでなく、将来的かつ長期的にコストがどう変動するか、例えば使用するストレージ容量を追加したい場合やメンバー枠が足りなくなった場合などに、どう料金が変わるのかもチェックするようにしましょう。
タスク管理型おすすめのプロジェクト管理ツール5選
ここからは、タスク管理に特化したおすすめのプロジェクト管理ツールを5つご紹介します。
1. Asana
引用:Asana
Asanaは、世界190カ国100万以上のチームに利用されているプロジェクト管理ツールです。タスク・時間管理はもちろん、ゴール設定やポートフォリオ作成機能などさまざまな機能を備えており、プロジェクトの進行状況や目標との差を瞬時に理解することができます。
さらには、Googleはもちろん、MicrosoftやZoom、Slackなど、ビジネス上で使えるさまざまなオンラインツールとの連携ができるのも強みです。
Asanaの特徴
- 世界190カ国100万以上のチームに利用されている
- 豊富なオンラインツールと連携可能
- 個人向けプランから企業向けプランまで豊富な料金プラン
2. Trello
引用:Trello
Trelloは、世界数百万を超えるユーザーに使用されているプロジェクト管理ツールです。ユーザーインターフェースはシンプルで分かりやすい点が特徴です。カンバンボードと同様のTrelloボードによって、プロジェクトの計画から作業終了までの各ステップを細分化して管理できます。ブラウザ上の利用のみならず、モバイルアプリ、デスクトップアプリに対応しています。
Trelloの特徴
- シンプルでわかりやすいユーザーインターフェース
- Trelloボードでプロジェクトの各ステップを細分化して管理可能
- ブラウザ、モバイル、デスクトップどこでもシームレスに機能
3. Backlog
引用:Backlog
Backlogは、有料契約数14,000件以上、サービス継続率98.8%のプロジェクト管理ツールです。料金プランはスペース課金の形のため、利用するメンバー数によって料金が変わらないところが特徴です。安心のセキュリティと、誰でも直感的に操作できるUIで、タスク管理のお悩みを解決してくれます。
Backlogの特徴
- 誰でも直感的に操作できるUI
- メンバー数によって変わらないスペース課金の料金プラン
- サポート体制やセキュリティ対策も充実
4. Wrike
引用:Wrike
WrikeはGoogleをはじめとする国内外の2万社で導入されているプロジェクト管理ツールです。AIを活用した工数管理機能に強みを持っています。また、部門を横断する形での工数管理や作業連携も可能なのが特徴です。こちらもスマホ・タブレットからも利用することができます。
Wrikeの特徴
- AIを活用した豊富な工数管理機能
- Googleをはじめとする400以上のアプリと連携可能
- 14日間の無料トライアルあり
5. Notion
引用:Notion
Notionは、個人利用からチーム利用まで、幅広いユーザーに対応しています。カスタマイズ性が高く、wikiのように使ったり、カンバンビューやカレンダービュー、リストビューといった形でタスクを管理することも可能です。Notion AIというAI機能も備えており、アイデアのブレインストーミングや情報の要約、文章作成のサポートなどもしてくれます。
Notionの特徴
- Notion AI機能でAIがサポートしてくれる
- wikiとしての利用からタスク管理、文章作成までカスタマイズ性が高い
- Notionで作成したページをWebサイトとして立ち上げて運用もできる
工数管理型おすすめのプロジェクト管理ツール4選
ここからは、工数管理に特化したプロジェクト管理ツールを4つご紹介します。
1. CrowdLog
引用:Crowdlog
Crowdlogは、累計導入社数800社以上のプロジェクト管理ツールです。損益管理機能があることが特徴で、プロジェクトごとの原価管理・損益管理ができます。工数管理に特化していて、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと連携・同期することで、工数入力がそれぞれのカレンダーからも行えます。
Croudlogの特徴
- 損益管理機能あり
- GoogleカレンダーやOutlookカレンダーから工数入力可能
- 7日間の無料トライアルあり
2. TimeCrowd
引用:TimeCrowd
TimeCrowdは、チーム向けのタイムトラッキングツールです。シンプルなデザインで業務時間の記録や可視化が簡単に行え、チーム全体の作業状況をリアルタイムで把握することができます。さらに、SlackやGoogleカレンダーとの連携機能も搭載されており、効率的に時間管理を行えます。こちらもスマホ・タブレットからの利用が可能です。
TimeCrowdの特徴
- ひと目で業務状況がわかるレポート画面
- 外部サービスとの連携が簡単にできる
- ワンクリックで稼働状況がわかるなどシンプルなUI
3. チームスピリット
引用:チームスピリット
チームスピリットは、勤怠管理や工数管理、経費精算などを一元管理できる業務支援ツールです。勤怠、工数、経費と改善したい業務の種類によってツールが分かれているため、業務の一部だけをツールに頼りたい場合は割安です。Salesforce上で動作するため、柔軟なカスタマイズが可能で、どのデバイスからでも利用できます。
チームスピリットの特徴
- Salesforceアプリとの連携が可能
- 企業の規模、業務の内容によって最適なツールを選択可能
- 勤怠・工数・経費を同一プラットフォームで一元管理
4. WiMS/SaaS 勤務管理システム
WiMS/SaaS 勤務管理システムは、勤怠管理業務を効率化するためのクラウド型システムです。多様な勤務形態や就業ルールに対応しており、打刻データの収集や勤務状況の可視化を簡単に行うことができます。さらに、法令遵守をサポートする機能も充実しており、労務管理を安心して行うことができます。
WiMS/SaaS勤務管理システムの特徴
- 蓄積された予実績データが自動的にグラフ化され、分析・リアルタイム把握が可能
- 法令に基づく時間を設定することで、注意を促すアラート通知も可能
- ハイブリッドワークにも対応
原価管理型おすすめのプロジェクト管理ツール3選
ここからは、原価管理に特化したおすすめのプロジェクト管理ツールを3つご紹介します。
1. マネーフォワードクラウド個別原価
マネーフォワードクラウド個別原価は、プロジェクトごとのコストや収益を簡単に管理できるクラウド型の原価管理ツールです。工数や経費を一元的に把握し、プロジェクトごとの利益率をリアルタイムで分析することができます。また、マネーフォワードクラウド会計など他のマネーフォワード製品と連携することで、業務の効率化をさらに推進できます。
マネーフォワードクラウド個別原価の特徴
- 個別原価計算から、プロジェクト申請・工数入力・資産振替・レポート作成までの一連の業務をサポート
- プロジェクト工数や労働時間など、チームに合わせた配賦基準に設定可能
- 各種マネーフォワード製品との連携可能
2. クラウドERP ZAC
引用:クラウドERP ZAC
クラウドZAC ERPは、企業の業務効率化を支援するクラウド型の統合基幹業務システムです。原価管理に留まらず、販売管理、在庫管理、購買管理などの機能を一元化し、業務全体の可視化と効率化をサポートします。さらに、多拠点管理や多通貨対応もしているため、国内外で事業を展開する企業にもおすすめです。
クラウドERP ZACの特徴
- IPOにも対応可能
- 案件・契約・プロジェクト単位で業務進行する多様な業種に特化したシステム
- ベンチャーから上場企業・大企業まで幅広く対応
3. プロカン
引用:プロカン
プロカンは、イベント・広告・クリエイティブ業、IT・システム業・士業・コンサルティング業界と幅広い業界向けのクラウド型原価管理システムです。案件収支管理に必要な業務領域をカバーしており、直感的で分かりやすいUIにより案件収支管理をスムーズに行うことができます。また、インボイス電子帳簿保存法やネットバンキングにも対応しています。
プロカンの特徴
- 直感的なUIとわかりやすい操作性
- デジタル決済管理、帳票類のクラウド管理が行える
- 数か月先の売上・利益を予測
プロジェクト管理ツール導入時の4つの注意点
プロジェクト管理ツールを新しく導入するにあたって、事前に確認すべき注意点を4つご紹介します。
1. 運用環境
まず、そのツールが自社の業務環境に適合するかを確認しましょう。
例えば、プロジェクト管理ツールの選び方・比較ポイントでもご紹介しましたが、ツールはクラウド型・オンプレミス型に分けられます。クラウド型の場合、インターネット接続が必須となるため、安定した通信環境が必要です。また、自社内にサーバーを設置するオンプレミス型の場合は、既存のITインフラとの互換性の確認が必須です。
ツールの操作性や社員が使いこなせるかどうかも環境に含まれるため、導入前にトライアル期間などでテストするようにしましょう。
2. セキュリティ・サポート
プロジェクト管理ツールには機密情報や社内データが含まれるため、高いセキュリティレベルが求められます。データの暗号化、アクセス制限、二段階認証などのセキュリティ対策がしっかりしているか確認しましょう。また、万が一トラブルが発生した際に迅速な対応が期待できるサポート体制も重要です。24時間のサポートやFAQ、チャット対応などがあるツールを選ぶと安心です。
3. 必要な機能があるか
ツールに、自社やプロジェクトの特性に合った機能が揃っているかを確認することも重要です。
必要以上に多機能なツールを選んでしまうと、費用対効果が低くなるだけでなく、操作が複雑になり従業員が使いこなせない可能性があります。逆に、必須機能が不足している場合、業務効率化が図れず、別のツールを追加導入する必要が生じることもあります。特に、無料で使えるツールには必要な機能が揃っていない場合が多いため、導入前に確認するようにしましょう。
4. システム連携
プロジェクト管理ツールが既存のシステムや他のツールと連携可能であるかも重要です。
例えば、チャットツールやファイル共有サービス、会計システムなどとの連携機能があると、業務効率が大幅に向上します。API対応やCSVデータのインポート・エクスポートができるかも確認しましょう。システム間の連携がスムーズにできないと、データの手動入力や二重管理が発生し、かえって非効率になる可能性があります。
まとめ|プロジェクト管理ツールでチームの生産性をUP!
プロジェクトに関わるメンバーが、タスクの進捗状況、スケジュール、リソース配分などをツールひとつで管理・把握できるようになるプロジェクト管理ツール。
本記事では、
- プロジェクト管理ツールの代表的な種類の紹介
- おすすめのプロジェクト管理ツール
- 導入時の注意点
をご紹介しました。
豊富な機能を備えたプロジェクト管理ツールは、ツールによって特徴としている機能が異なります。必要な機能を備えたツールを導入し、上手く活用することで、チームの生産性を伸ばし、プロジェクトをスムーズに進行させることができます。ぜひ本記事を参考に、チームやプロジェクトに最適なツールをみつけてください。
- 会議後のまとめ作業に時間がかかっている
- 会議中のメモが大変で追いつかない
- 議事録作成後の言った言わない問題の確認が大変
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